1 多様性と秩序のモラル
思考の土壌を準備するもの
最初の食事
食べることと考えること
樹上の眼
言葉とイメージ
自己のなかの動物学
集合的心像としての芸術
2 精神の動物誌
飛躍の戦術
言語と分類
幼児期における言葉の意味
心のなかの動物相
深層にひそむもの
童話のなかの主人公
知的な誤解
生き物としての体内器官
対話としての内と外
3 思考のモザイク
あいまいさまたは混乱
注意力がおよぶ周辺
合成された動物像
頭としっぽ
モンスター
悪魔のサル
混沌の使者
記号化されたメッセージ
4 ゲーム・メタファー・アイデンティティ
物語と自然誌と
模倣あるいは同質性
トーテム文化
相互変容としての動物性
レレ族のこと
分配のゲームと獲物の分配
5 観念の具体的なシンボルとして
人間と動物との関係について
トーテム文化に対立するもの
家畜社会における動物
カリカチュア
伝承と動物
ルナール狐
世俗的な動物物語
文学的思考と動物
動物機械論
ペットの意味
今日の孤独感
6 イメージとコマーシャリズム
広告シンボルとしての存在
生態学的イメージ
幻想・本もの・そして現象
7 動物とともに考える
欠乏の時代において
経済的側面として
生態学的側面として
倫理的側面として
説得力に欠ける議論
動物保護のためのもう一つの議論
自然と教育
分類と認識
模倣と自我
類推と抽象
われわれを宇宙へとつなぐもの
人名索引
訳者あとがき