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はじめに 第一章◎光の謎を追って 出会い---中学の頃---高校時代---大学生活---ある企業の研究所 ---妻のこと---羽根田弥太博士と出会う---非常勤の研究員として ---その成果---光る生物---ホタルの木---中学校の教師に転身--- 博物館の学芸員になる---研究はおもしろく、楽しくなければならない ---小さな世界遺産≠ニして---発見、感動、そして驚き ---地域と歩む博物館 第二章◎ホタルの不思議 先達者らの研究---渡瀬庄三郎---松村松年---神田左京--- 横山桐男---平山修次郎---原志免太郎---狭間文一---南喜市郎--- 岡田要、中根猛彦、佐藤正孝---羽根田弥太---私の実践--- きっかけはゲンジボタル---ゲンジボタル、西はせっかち、東はのんびり ---もっとも身近なヘイケボタル---謎の多いヒメボタル--- 光の会話の謎を解く---ホタルの戦略---沖縄のヤエヤマボタル--- 南の島の大群飛---宮古島のミヤコマドボタル---それは光の玉手箱--- ハブと寝る---いくつかの新種を発見---島ごとに固有の進化 第三章◎冬のホタル イリオモテボタルの発見---ある年の正月のこと---予想が当る--- 奇想天外---あの不味そうなヤスデを食べる---複眼の優れた機能--- 減り続けるイリオモテボタル---闇夜の恐怖---保全と活用のバランス ---イリオモテボタルの進化について---マラリアにかかる 第四章◎ホタルとは? 日本には五〇種、世界では二〇〇〇種---水辺のホタルはひとにぎり ---発光する生き物たち---ホタルはなぜ光るのか?--- 光り方(1)一斉にそろって光る---光り方(2)早く点滅--- 光り方(3)ゆっくりと点滅しながら光る---光り方(4)強く光り続ける--- 光り方(5)弱く光り続ける---光り方(6)成虫になるとほとんど光らない ---ホタルの会話---会話(1)雌が雄にきちんと応答--- 会話(2)雄と雌とで明瞭に異なる固有なパターンで発光--- 会話(3)雄だけが一斉に光る---会話(4)強い光と匂いで出会う--- 会話(5)匂いと微弱な光で出会う---会話(6)匂いで出会う--- ゲンジボタルの集団産卵---雄と雌の光りかたの違い--- 光りかたを自由に変える---雌を探す雄の発光---雄を誘惑する雌の発光 ---目的によって光りを変える---夜行列車が走るよう--- 夜空に散らばる星のように---護身術(1)臭い・粘液・光--- 護身術(2)目玉模様に光る---護身術(3)強力な光を放つ--- 護身術(4)死んだ真似をする---護身術(5)目立つ色彩で脅かす--- ホタルの幼虫は何を食べるか(1)水性巻貝--- ホタルの幼虫は何を食べるか(2)陸生巻貝--- ホタルの幼虫は何を食べるか(3)水生動物--- ホタルの幼虫は何を食べるか(4)ミミズ--- ホタルの幼虫は何を食べるか(5)ヤスデ--- ホタルの幼虫は何を食べるか(6)ナメクジ--- ホタルの幼虫は何を食べるか(7)地表の小動物--- 成虫は何を食べるか?---幼虫のクリーニング---泳ぐ幼虫--- 春のホタル---夏のホタル---秋のホタル---冬に出現---一年中みられるホタル 島ごとに異なる発生期---標高によって異なる発生期--- ホタルのすむ環境(1)水辺---ホタルのすむ環境(2)森・林--- ホタルのすむ環境(3)草地---ホタルの住む環境(4)人里--- ホタルの形態(1)様々な形---ホタルの形態(2)幼虫型--- ホタルの形態(3)痕跡的な翅---ホタルの形態(4)小さな翅--- ホタルの形態(5)下翅を欠き上翅も半分の大きさ--- ホタルの形態(6)下翅を欠くが上翅は備わる---ホタルの形態(7)複眼--- ホタルの形態(8)触角---ホタルの形態(9)発光器--- 透明な窓のあるホタル---巨大なホタル---適応と進化(1)夜型と昼型--- 適応と進化(2)陸生から水生へ---適応と進化(3)水中生活への適応--- 適応と進化(4)多様な食性---適応と進化(5)光通信・匂い通信--- 分布拡散(1)日本列島のおいたちを物語るホタルたち--- 分布拡散(2)大陸とのつながりを物語るホタルたち--- 分布拡散(3)島ごとに固有な進化を遂げたホタルたち--- 分布拡散(4)東南アジアとの関わり--- 分布拡散(5)地球レベルの進化をたどったイリオモテボタルの仲間--- 複眼の進化---産卵様式の進化--- 今後の課題(1)ゲンジボタルの方言--- 今後の課題(2)ヘイケボタルのルーツを探る--- 今後の課題(3)ヒメボタルの生態的二型--- 今後の課題(4)各種ホタルの発光パターンの比較--- 今後の課題(5)集団同時明滅の構造と機能---今後の課題(6)水生ホタルへの進化--- 今後の課題(7)コミュニケーションの進化--- 今後の課題(8)翅をなくしたホタルたち--- 今後の課題(9)マドホタル属ホタルの種分化--- 今後の課題(10)奇想天外なイリオモテボタルの起源--- 今後の課題(11)分布の拡がりと種分化--- 今後の課題(12)ホタルに擬態した昆虫---今後の課題(13)ホタルの防衛行動--- 今後の課題(14)幼虫の食性---今後の課題(15)遺伝子解析--- 今後の課題(16)保護保全活動---今後の課題(17)環境への提言--- 第五章◎ホタル籠 ホタルは夏の風物詩---和歌---俳句---唱歌・童謡---現代の歌・流行歌--- 蛍がタイトルにつく小説---ホタル狩---ホタル籠---それぞれのホタル観--- 日本のホタル文化---身近な自然を復元しよう---ホタル再生のポイント--- ホタルの会---養殖と放流問題---ホタルに因んだ地名や施設--- ホタルは平和へのメッセージ 第六章◎日本のホタル 【ホタル科(1)エダヒゲボタル亜科】 (1)エダヒゲボタル属 1.ムネクリイロボタル---2.ヘリアカボタル---3.ウスグロボタル--- 4.ムネグロボタル---5.オキナワエダヒゲボタル---6.クロエダヒゲボタル 【ホタル科(2)ホタルモドキ亜科】 (1)ホタルモドキ属 7.カタアカホタルモドキ---8.クロホタルモドキ--- 9.アマミクロホタルモドキ---10.オキナワクロホタルモドキ--- 11.アカホタルモドキ---12.ウスアカホタルモドキ--- 13.ハネアカホタルモドキ---14.トクノシマホタルモドキ--- 15.アクセキミナミボタル---16.ヨナグニミナミボタル--- 17.イヘアアカミナミボタル---18.ナンザンミナミボタル--- 19.クメジマミナミボタル---20.ツマグロミナミボタル--- 21.ムネアカミナミボタル (2)クシヒゲボタル属 22.キベリクシヒゲボタル---23.タテオビクシヒゲボタル--- 24.アマミクシヒゲボタル---25.シブイロクシヒゲボタル 【ホタル科(3)ホタル亜科】 (1)ホタル属 26.ゲンジボタル---27.クメジマボタル---28.ヘイケボタル--- 29.クロイワボタル---30.ヤエヤマボタル--- 31.ヒメボタル---32.ツシマヒメボタル (2)スジボタル属 33.キイロスジボタル---34.オキナワスジボタル 【ホタル科(4)オバボタル亜科】 (1)マドボタル属 35.アキマドボタル---36.ミヤコマドボタル--- 37.オオシママドボタル---38.オオマドボタル---39.クロマドボタル--- 40.オキナワオバボタル---41.ハラアカオバボタル---42.アマミマドボタル (2)オバボタル属 43.オバボタル---44.オオオバボタル--- 45.コクロオバボタル---46.ヤエヤマヒメオバボタル (3)スジグロベニボタル属 47.スジグロベニボタル---48.ヒメスジグロベニボタル 【イリオモテボタル科】 (1)イリオモテボタル属 49.イリオモテボタル---50.ピロピガ属ホタルの一種 第七章◎脅威の擬態 それは地球の奇跡である---熱帯の「ホタルの木」に出会う--- 「ホタルの木」のなかで何が繰り広げられているのか--- なぜそんなに集まるのか---どのように発光を同調させるか--- 雄と雌のコミュニケーション---人工の「ホタルの木」をつくる--- 「ホタルの木」を昼間に調べる---脅威の擬態--- 究極の擬態昆虫---エフルゲンスの一生---新発見ターサリス--- もしその木が切られたら---マレーシアのマングローブ--- ここにも多くの擬態があった---残したい地球の奇跡 付(1)私の論文・著書---付(2)主な参考文献 日本のホタルリスト おわりに |